hayamihoのブログ

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矢野さんの通訳日記(やっと)読んでみた。

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ドイツW杯の後、もう日本代表は応援しない、と決め出産。

 

それからサッカーの試合は一切見ず、子育てに専念していました。

 

南アフリカは完全にスルー。

岡田ジャパンと本田選手のことはニュースでたまに知るくらい。

 

もう興味ねー。どうせヘッポコだし。とグレていました。

 

2人子供が生まれ、2人目が無事幼稚園に入園した2013年春。

当時の日本代表監督はザッケローニさん。

毎日スポーツニュースには本田香川長谷部が。

わさわさしてる。

なんか、今までとちょっと違う感じ。

とくに香川選手。

予備校生みたい。

 

今まで見てきたサッカー選手となんか違う。

謙虚で真面目。

監督を中心に選手が心をひとつにしている様子がニュース番組からも十分に伝わってきました。

 

どんな試合するんだろう。

 

この子たちがサッカーやってるところ、一回見てみたい。

 

すごくそう思いました。

 

それで、やっとその年の6月に超久々のサッカー観戦をすることに。

 

W杯アジア最終予選のオーストラリア戦。

 

本田選手のPK。ど真ん中。W杯出場が決まった瞬間のあの一体感。

本田選手の上に次々と折り重なるチームメイトの中に(妄想で)私も混ざって大喜び♪

 

やっぱりサッカーって素晴らしい✨✨✨

そんな素敵な夜でした。

 

もともとサッカー観戦が好きで、2005年、大手通信会社の人材派遣事業部で営業兼コーディネーターをしていた私は、業務上頻繁に立ち寄るハローワークに近い物件(前住んでいた団地)を旦那の会社の社宅契約先に選びました。

2006年にW杯を控えていたその年、サッカー観戦の日は営業ボードに「行先→ハローワーク(直帰)」で帰ろうと思ってたからです。(実際何度かやったw)

でも翌年妊娠がわかり、ハードな外回りの多い人材派遣事業部から社内システム管理部門に異動。結局役に立たなかった。ハローワーク行かないから笑

 

で、ドイツW杯であのブロークンハート?

あの時私の心を完全に癒してくれたのはツッチーだけだった。

ほんとボロックソ言ってくれた。

それから追打ちをかけるように中田ヒデの引退。自分探しの旅。笑

行ってこい?もうどこでも好きなとこ行ってしまえ。

新聞では宮本が「引退するつもりでいたんならそのこと教えといてほしかった。そしたら幾分戦い方も変わったかもしれない。」とアホなコメント。

言うわけないやんか。

っていうか、ヒデが引退するつもりだって知ってたら団結できたの?って。。。

そういう意識の違いは本戦入る前から溝をつくってた。

知ってた。

選手同士の仲が悪いの知ってた。

ざんねん。

がっかり。

もうヒデにも見限られた日本代表。。。見る気しねー…?

 

そういう後味の悪いW杯だった。

 

そいで、もう日本のサッカーは見ない。って決めて出産。お母さんに。

 

でもあっさり7年後、引き込まれてしまいました。

 

ザックジャパン香川真司に。

 

あのコンフェデレーションズ杯。イタリア戦。

 

これまで私が見た日本代表で最高の試合だったと思います。

 

前半終了した時、生まれて初めてサッカーの試合見て泣いてる自分がいました。

くやし涙じゃなくて、嬉し涙。

信じられないくらい完璧な試合。

強い日本。しかも相手はあのイタリア。

 

後半終了したら悔し涙に変わりましたが…

 

そっからザックジャパンの試合は全部みました。

 

あれこれメンバーを入れ替えながら試行錯誤を繰り返しては行きつ戻りつする日本代表。

 

冬の欧州遠征からW杯本戦までのあの苦しい道のり。

 

それをもう一回、この本で辿り直すことは、今苦しんでいるハリルジャパンについて一旦引いた視点で冷静に考えることにもつながりました。

 

うまくいかなかった3バックやめてうまくいったオランダ戦。

 

でもこの日記を読んでいると、システムの変更ではなく、それに伴う選手のモチベーションで結果がついてきているように感じます。

 

すごく繊細な日本の選手。

矢野さんの苦労話のポイントとして度々上がってきているのが「伝え方に気をつけた」ということ。

 

そしてしょっちゅう出てくる選手ミーティングの存在。

 

通訳の役割の大きさが実感できる内容でした。

 

W杯本戦が近づけば近づくほど選手だけのミーティングが増えてきてる。

監督との橋渡しは長谷部選手が。

これが多すぎたかも。

けっきょく監督を前にするとみんないいことしか言わない。

 

ザッケローニ監督も、本戦に近づけば近づくほど戦術的な話題を避け、あえて対戦相手の情報を与えないように気をつけている。

理由は、その情報に縛られて選手が練習通りの実力を発揮できない試合が多くあった経験から。

細かな指示や情報を出すと、それに縛られてうまく動けない、という話も冬の遠征時に選手ミーティング後の長谷部さんから伝えられていたようでした。

 

実際、ザックは何度もしまった、と思ったようで、ザック自身がW杯本大会を前に選手のメンタリティにかなり神経質になっていることがわかります。

選手ミーティングの結果にも細心の注意を払っている。

ちょっと気を使いすぎじゃない?とも思えるくらいに。

 

ヤットさんだけがマイペース。

ヤットさん、さすが。

あのくらいのメンタルじゃないとダメだね。やっぱ。

 

他は、矢野さんの日記を通してだけど、監督も含めみんな揺れ動きすぎ、という印象を受けました。

 

お互いに「信頼している」と言いながら、もしかして言いすぎてないだろうか、本番でしくじるんじゃないだろうかとビクビクしている。

 

今、同じことがハリルジャパンで起こっていないだろうか?

 

監督ー通訳ー選手という軸にクロスする選手同士の横の軸。

 

ザックジャパンで生まれた日本代表選手どうしのコミュニケーションの取り方は、ドイツW杯の時と比べたら格段に進歩してきてるし前向きだと思う。

全員がチームを良くしようと真面目に取り組んできた結果だと思うけれど、監督から選手が遠ざかってはいくら選手同士の仲が良くても戦えない。

 

ここは通訳さんの腕の見せ所で、選手ひとりひとりと監督個人との間に太いパイプを築いていかなければならない。

 

矢野さんの仕事ぶりは本当に素晴らしかった。

選手から信頼されていた。まず通訳さんが選手から信頼されなければ監督の言葉は選手にぜったいに伝わらないし、選手も本音を打ち明けないと思います。

 

今年の6月、豊田スタジアムでの公開練習を見に行きました。

 

私は大学でフランス語を専攻していたので、幸いハリルホジッチ監督の話す内容はだいたい理解できます。とはいえ、完璧に分かるわけでもないし、サッカーについての知識もありません。でも、正直に言ってしまうと、その時豊スタで見ていた通訳さんの仕事ぶりには、多少違和感がありました。

 

サッカー協会が選考に選考を重ねて選んだ方ですから、能力が高い方なのは間違いないと信じています。あとは黒子に徹して選手と監督の心を通じ合わせることに心を砕いていただきたいです。

 

ぶっちゃけて言うと、ちょっと威張っていました。

ご本人がまるで監督気分なのかな?という感じ。

 

そういう自覚はないかもしれないのでちょっと言いにくいですが、選手からもたぶんそういう風に見えてると思います。

 

なので、先日、ハリル監督がテグさんにコーチを依頼したと聞きちょっと安心しました。

 

それにしても、この通訳日記、読みながら昔の試合見たくなってDVD出してみたけど、コンフェデからワールドカップ直前のザンビア戦まで残らずとってあるのに本戦だけがない。。。

 

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HDから即削除したっぽい笑

よっぽどガッカリしたんだろうな。。。(´-`).。